
豊かな海や川に恵まれた日本は、古くから地域や季節に応じたさまざまな水産物を食べてきました。魚介類には血や肉になるタンパク質、骨や歯を丈夫にするカルシウムなど、子どもの成長に欠かせない栄養素がたくさん含まれています。脂肪酸の一種であるDHAやEPAといった成分も含まれていて、摂りすぎると動脈硬化の原因となるLDLコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあるのですよ。けれども近年、若い世代の魚離れが進んでいるそう。「骨がある」「食べるのが面倒」「生臭い」というのが、その理由とか※。今回のメニューは、子どもが好きな甘辛味とつるつる食感を生かした2品。まずはこんなメニューから水産物に親しんでみてはいかがでしょうか。
※水産庁ホームページ「水産白書」より

ごはんでバンズを作っちゃおう!うなぎライスバーガー
材料(4コ分)
- うなぎ蒲焼…1尾
- 添付のタレ…1袋
- たまねぎ(小)…1コ
- アボカド…1コ
- プリーツレタス…2~3枚
- ごはん…650g
- 塩…ひとつまみ
- 油…小さじ1
- マヨネーズ…適量
作り方
- うなぎは4つに切り、タレの半量をかけて、レンジ(500Wで30秒間)で温める。たまねぎは薄切り、アボカドは5mm厚さに切る。プリーツレタスはちぎる。
- ごはんに塩を混ぜて8コに分け、ラップに包んで直径8~9cmの円形にのばす。
- フライパンに油を熱し、(2)の両面に残りのタレをぬりながら焼く。
- たまねぎはフライパンで、しんなりするまで炒める。
- プリーツレタス・たまねぎ・マヨネーズ・アボカド・うなぎ・マヨネーズを(3)ではさむ。


たまごをふわっと浮かべるよもずくのスープ
材料(4人分)
- もずく(三杯酢)…2コ
- 絹とうふ…1/2丁
- たまご…1コ
- ミニトマト…4コ
- 〈スープ〉
- 水…3カップ
- とりがらスープ…小さじ1
- 青ねぎ…2本
作り方
- 豆腐は1cm角、ミニトマトは半分、青ねぎは小口に切る。
- 〈スープ〉を煮立て、豆腐を加える。溶きたまごを回し入れる。
たまごが固まったら軽く混ぜる。 - ミニトマト、もずくを汁ごと加え、ひと煮立ちさせる。
- 器に盛り、青ねぎをのせる。