
「発酵」とは、微生物の働きによって、物質に独特の「旨み」が生まれ味わい深くなったり、栄養が吸収されやすくなるなどの変化が起きることです。例えば、納豆は納豆菌の働きによって大豆の栄養が吸収されやすくなり、本来大豆には無かった栄養素ができたりします。ヨーグルトは、乳酸菌の酵素の働きで牛乳に比べカルシウムが吸収されやすい形に変化します。 湿潤温暖な日本の気候は発酵に適しているため、しょうゆや味噌などの発酵食品が生まれ、食文化として受け継がれてきました。自然の恵みと先人の知恵を、毎日の食卓に上手に取り入れましょう。

混ぜ混ぜジュワッと香ばしく納豆キムチのチヂミ
材料(2枚分)
- 納豆…1パック
- キムチ…50g
- にんじん…30g
- 青ねぎ…3本
- <A>
- 小麦粉…60g
- 片栗粉…10g
- 鶏がらスープの素…小さじ1/2
- 卵…1コ
- 水…1/2カップ
- ごま油…大さじ1
- 〈タレ〉
- しょうゆ…大さじ1
- 酢…大さじ1
- 白いりごま…小さじ1
- コチュジャン…適宜
作り方
- キムチは粗みじん切り、にんじんは細切り、青ねぎは3cmに切る。
- <A>を混ぜて納豆と1を加え、よく混ぜる
- 大きめのフライパンにごま油大さじ1/2を熱し、2の半量を薄くのばして両面をカリッと焼く。もう一枚も同様に焼く。
- 食べやすく切り、タレを添える。


ムースもソースも混ぜるだけ!みかんソースのヨーグルトムース
材料(4コ分)
- プレーンヨーグルト…1カップ
- 生クリーム…1/2カップ
- 砂糖…50g
- 粉ゼラチン…大さじ1/2
- 水…大さじ1と1/2
- バニラエッセンス…少々
- 〈トッピング〉
- 果汁入りみかん缶詰…1/2缶
- 砂糖…小さじ1/2
- キウイ…1コ
作り方
- 粉ゼラチンを水にふり入れて混ぜ、5分以上おく。
- ボウルに、生クリームと砂糖の半量を入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。ヨーグルトと残りの砂糖を加え、さらに混ぜる。
- (1)のゼラチンを湯せんにかけて、よく溶かす。
- (2)に(3)を少しずつ加えて混ぜ、さらにバニラエッセンスを加えて混ぜる。器に入れ冷やし固める。
- みかん缶は果肉と果汁に分ける。果汁に砂糖を加えてみかんソースを作る。
- 食べる直前に4に果物をのせ、ソースをかける。
